大和市ホームステイバンク登録

ホームステイ・ホームビジットバンク
  「ホームステイ」とは、外国で「家庭生活体験」をすることです。外国人の受け入れ家庭を「ホストファミリー」といいます。 大和市ホームステイバンクは、大和市を訪問する外国の皆さんとホストファミリーを橋渡しするシステムです。
ホームステイバンク登録申込書(PDF)
ホームステイバンク登録申込書(Excel)

登録条件 大和市内在住・在勤者
必ずしも外国語能力が必要ではありません。
会費等 入会金、会費などは不要です。
斡旋 事前にご都合を伺い、家族構成、趣味、希望等を考慮して斡旋いたします。
謝礼 なし
登録方法 登録申込書をダウンロードして必要事項をご記入の上、国際化協会まで郵便、FAXまたはEmailでお送りください。

キーワード

ホームステイ…外国人がその国の一般家庭に寄宿して生活体験をすること
ホストファミリー…外国人を受け入れる家庭のこと


関連ホームページ
大和市/ホームステイバンク
大和市/海外友好都市(光明市)との交流事業


ホームステイ受け入れ体験談(1)
2015年1月、JENESYS2.0プログラムでインドから来日した大学生25名が大和市を訪問しました。ホームステイバンクにご登録の髙木ファミリーに、インドから来た学生と過ごした3日間の感想を聞かせてもらいました。

■我が家にインド人がやってきた!

 みなさんは「恩送り」という言葉を聞いたことがありますか。英語圏では「Pay it forward」と言われ、誰かから受けた恩を、直接その人に返すのではなく、別の人に送ることを意味します。 私たち夫婦は、それぞれアメリカやオーストラリアなどでホームステイをしたことがあります。その時お世話になった恩を今回来日するインド人青年たちに送りたい、そしてなによりインド青年と3日間過ごすことがとても楽しそうだと思い、ホームステイの受け入れに応募しました。

 我が家に来てくれたのは、ソナとシャイラジャという2人の大学生です。ふたりはそれぞれデリー大学で化学と哲学を勉強していて、将来はインド政府などで働くことを考えていると話してくれました。 ソナとシャイラジャは、私たちと年齢が近く、UNIQLOで買い物をしたり、由比ヶ浜に遊びに行ったりと、友達のような感覚で3日間を過ごすこともできました。私たちは、折り紙で鶴の折り方などを伝え、彼女たちはデリーの渋滞に比べれば日本はどこに行っても空いているといった交通事情など、さまざまなことを私たちに教えてくれました。彼女たちと過ごした時間はもちろんのこと、歓送会で全てのホストファミリー、インド青年団と ともにインドの伝統ダンスを踊り、楽しく過ごした時間もとても大切な思い出です。大和市にいながら、まるでインドに滞在しているかのような時間を過ごすことができました。

 今回、日本の文化をできるだけ理解してもらえるように着物の着付け体験なども考えましたが、これはホームステイという機会があったからこそ実現したことです。日本人の私たちでも普段は着物を着る機会がありませんが、彼女たちと一緒に日本の文化に触れることができました。次は私たちがインドに行き、彼女たちと一緒に世界遺産タージ・マハルを訪ねる約束をするなど、私たちにとっても新たな楽しみも増えました。

 ホームステイの受け入れは、我が家にとって初めての経験でした。英語での意思疎通に困難はありませんでしたが、文化が異なることで準備の段階からいくつか戸惑うこともありました。その中で一番心配したことは食事です。彼女たちはベジタリアンだと聞いていました。でも、ひと言でベジタリアンと言っても、魚や鶏肉なら食べられる人から、根菜も食べられない人までとても広く、加工品は原材料にチキンエキスなど動物性の材料を含んでいないか気を付ける必要もあります。また、ベジタリアンに対応したレストランが県内の観光地でさえもほとんどないことに驚きましたし、レストランの方はベジタリアンについて説明するとかなり戸惑っていました。ハラールフードなどが最近メディアで話題となっていますが、さまざまな食習慣への対応は日本全体での課題だと感じました。初日の夕飯は、大和市保健福祉センター近くのスワガットというインド料理屋でベジタリアン対応のカレーを作ってもらいました。非常に助かりましたし、市内のお店を再発見する良い機会となりました。

 私たちがホームステイを受け入れたように、彼女たちも将来、インドでホームステイを受け入れてくれるなど、「恩送り」のバトンがつながればいいなと思います。
 今回のインド青年の来日をきっかけに、「大和市ホームステイバンク」にも登録しました。姉妹都市の光明市との交流など、引き続き自分たちが楽しみながら、大和市でいろいろな国の人と関わっていきたいです。
(髙木 超)

ホームステイ受け入れ体験談(2)
 2013年7月、大和市と友好都市提携を結んでいる韓国の光明(クァンミョン)市から青少年15名が大和市を訪れました。韓国から来た15名は7月26日から28日までの期間、ホームステイを体験しました。そのうち、イ・ジミンさんとイ・ボギョンさんの2名を受け入れてくださった、大和市ホームステイバンク登録の田中ファミリーに体験談を寄せていただきました。

 我が家にとってホームスティの受け入れは初めての体験です。
 夫が仕事の関係で5年間韓国で暮らし、その間韓国の方々に大変お世話になりました。「広報やまと」でホストファミリー募集を知り、多少でもお役にたてればと思い応募しました。
 同年代の子も居た方が良いと思い、近くに住む中一の孫娘にも協力してもらいました。
 7月26日、歓迎式典での初対面。中一のイ・ボギョンさん、中二のイ・ジミンさん、孫の三人はお互い緊張でコチコチの様子。それでも、家に戻り一緒にトランプや坊主めくり等する内に打ち解けてお互い笑顔も見られるようになりました。簡単な韓国語と後は身振り手振りで意思疎通は出来るものです。
 二泊三日の滞在中に少しでも日本の生活を知って貰おうと考えましたが、特別な事は何もできません。

 三日目の朝食は「イルボンアッチム(日本の朝食)」ということで、ご飯・味噌汁・焼き魚・納豆・・・そして、「韓国はキムチだけれど日本はぬか漬け」と言ってきゅうりのぬか漬けを出してみました。二人共「マシッソヨ」と言って食べてくれました。良かった!
 一日一緒に過ごす日曜日。将来「アクアリストになりたい」というボギョンさんの希望もあり、新江ノ島水族館へ行きました。イルカショーや大水槽の魚の群れ、きれいなクラゲ等を見て五人で一緒に楽しみました。
 夕方には家の近所を散歩しました。観光花園や畑道を歩いていると地域の方から声を掛けられ、「大和市の友好都市韓国光明市からホームスティに来ている中学生です。」と説明紹介することもありました。
 夕飯を食べ、いよいよ帰りの時間も迫ってきましたが、二人共なかなか部屋から出てきません。どうしたのかな?と思っていると、私たち三人それぞれに小さな紙へ書いた手紙を渡してくれました。日本語で「良い思い出を作ってくれてありがとう。とても楽しかったです。また会いたいです。」と書いてありました。スマホで韓国語を日本語に変換したそうですが、嬉しいプレゼントでした。

 短い時間でしたが、二人には日本の生活を楽しんでもらえたでしょうか?韓国へ帰ったジミンさんから「日本はとても楽しかったです。いつかまた会える日が来るといいな!」というメールが来ました。そんな日が来るといいなと私たちも思います。
 孫娘にとっても、言葉の通じない友達との二泊三日が心に残る時間となったようです。
 初めてのホストファミリー。やってみたら何とかなるものでした。(田中 房枝)

エピソード2:韓国の友達

 上和田の祖父母の家へ韓国から二人の中学生が来ました。
 私もホストファミリーとして三日間一緒に過ごすことになりました。会う前は少しでも話ができるように韓国語の挨拶を覚えようと思ったけど、実際に会った時は緊張でドキドキして何も言えませんでした。ボギョンさんとジミンさんも緊張しているようでした。
 家では日本のテレビを見たり、水族館ではたくさん写真を撮ったりして楽しんでいるようでした。水族館では私が買ってきたアイスを三人で並んで食べながらイルカショーを見ました。会話は無くても楽しかったです。夜、ユンノリという韓国のすごろくやトランプをして遊びました。やり方を身振り手振りで教えてもらいました。回転寿司へ行ったら食べ方を知っていてびっくりしました。韓国にもあるのかな?
 別れるとき、韓国語で片言の挨拶しかできなかったので、知っている英語でもっとコミュニケーションをとればよかったな!と思いました。(田中 萌香)

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